文字サイズ: 標準 拡大
背景色:

自己教育を支援する継続教育

基本的な考え方
  • 専門職としての主体的な自己教育を支援することを基本としています。一人ひとりの看護師が自分自身の教育ニーズを明確にし、自己教育計画を立て、実施していくことを支援します。 
  • 継続教育を新人看護師研修、ジェネラリスト育成、スペシャリスト育成、管理者育成、教育・研究者育成の5つの柱で考えています。ジェネラリストのためのクリニカル・ラダー、キャリア・パスを整備しています。
  • 継続教育プログラムには、必修研修と選択研修の2種類があります。看護師の準備性や志向性によって、主体的に、選択的に研修できる機会を提供しています。
  • 特定領域の認定資格等の取得を支援し、人材活用による医療サービスの向上をめざしています。
教育目的
  • 県民・市民のニーズと信頼に応える医療サービスを提供することができる看護師の育成と、専門職としてのキャリア開発を支援することを目的とする。
教育目標
  • 高度医療に対応できる知識・技術を修得し、看護師としての自律的な判断にもとづく看護実践ができる。
  • 患者さんのいのちと尊厳を守るために、看護師として倫理的判断を行い、適切に行動することができる。
  • 患者さんの最善のために、院内及び地域の多様な職種とのパートナーシップを培い協働することができる。
  • より質の高い看護をめざした探求的な取り組みと新たな知見の活用に積極的に取り組むことができる。
  • 援助専門職として心身の健やかさを維持し、自己研鑽を継続することができる。
継続教育プログラム
  • 毎年3月中旬に看護局の教育計画、研修スケジュールと研修プログラムを公表しています。
  • 5月中に、各部署の教育計画も提案されます。
  • 研修はポイント制になっており、クリニカル・ラダー認定を受ける場合に必要なポイント数とラダーレベルごとの必須研修もあります。
  • 研修会の講師は院内外の専門看護師、認定看護師の他に、テーマに関する専門家にお願いしています。
  • プログラムの一部は、地域の多様な施設で働く看護職に公開しており、共に学ぶ機会を通して、看護をつなぐ仲間づくりを行っています。
  • 特に力をいれて継続的に実施している研修は、看護診断、コーチング、心のケア、アサーティブコミュニケーション、KIDUKIコース(患者急変対応)、フィジカルアセスメントです。
資格取得支援
  • 専門看護師、認定看護師など、研究休職制度、公費出張制度を活用して支援しています。その他にも、様々な資格取得を支援しています。
復帰支援研修
  • 育児休暇取得後や長期病休後の復帰を支援するために、個々の看護師と話し合いながら必要な研修を行っています。